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【完全保存版】シングルハンデを持つエリート研究者が語る!理論的な飛ばしのゴルフスイングの法則(後編)

更新日:

 

前編はこちら です。

お待ちかねの続きになります。

 

心を研究者にする準備はできましたか?

 

今回は状況の整理から考察へと入っていきます。

 

ではどうぞ!

 

4つの回転軸モデル

前章の疑問を受けて、まず初めに「ボールに力を加える事ができる回転運動」はどこにあるかを
洗い出す事にした。
下の図4に示すように、直立してクラブのフェースが飛球線方向(飛ばしたい方向)を向くように
構えた場合、ボールを前に飛ばす事のできる回転は「自分の背骨を軸としたフェースが開閉する回転」
と「自分のおへそに対して垂直につき刺さる線を軸としたフェースが開閉しない回転」の2つである。後者はちょっと分かりづらいかもしれないが、図のへそから生えてる
点線とクラブのシャフトが平行を保ったまま、その軸のまわりをぐるぐる回っていると考えて欲しい。

図4
図4
 一方で図5に示した様な「自分の左腰から右腰を貫く軸に対してする回転」は
フェース面の向きと軸回転の向きが同じ(フェース面と回転によって描かれる円盤プレーンが平行)
であるため、どんなけ頑張って回したところでボール自体にスピンを与える事しかできないはずである。

実際にはクラブにロフト角(地面にクラブを置いた時にフェース面が上を向く角度)があるため伝わるパワーがゼロではないが、ここではそれは無視する。

ここで更に一つ疑問が生じた。

ゴルフスイングのレッスン記事でよく目にする「左手首のコック」の重要性、これは果たして本当に有効なのだろうか?

コックというのは親指側に手首を折る行為であるが、この方向はフェース面に対して平行方向の回転
にあたるので全く意味のないように思える
(肘のコックに関しても同様の事が言える。ゴルフにおいて肘をコックするとはあまり言わないが、スイングを見ると肘を曲げずに打つ人間なんてほとんどいない)。

コックの有用性の例として、よくハンマーで釘をたたく、或いは斧で薪を割る例が取りだたさ
れるが、この例とゴルフクラブには決定的な違いがある。それはコック(回転)の方向とフェース面
(力を伝えたい方向)が一致しているか一致していないかである。つまりゴルフクラブの場合ハン
マーの様に叩こうと思っても、力を与えたい方向に面がないため叩けないのだ。

図5
図5
 さて話を戻すと、とにかくボールに力を加えるのに有効な2つの回転をスイングに使いたいという
事だ。

人間の体の中で回転といえば、やはり関節が絡む所だろう。

そこで人間が生み出す事のできる回転の中で、ゴルフボールの飛球線方向に力を与える事ができる回転を探してみた。
おそらく

以下に示すような4つの回転であろう(図6も一緒に見ると分かりやすいと思う)。

1. 背骨を軸とした回転
2. 両肩を結ぶ線に対して垂直になるように背中から胸側に貫く線を軸とした回転
3. 両腕の間の線を軸とした回転
4. 手首を軸とした回転(親指側ではなく手のひら―手の甲方向の回転)

図6
図6
 非常に分かりにくいと思うので一つ一つ分けて解説する。

まず 1 だが、これは分かりやすいと思う。

クラブを持ったまま腕などは動かさずに背骨を軸にとして横に振り向くだけだ。ただ背骨が前傾しているので、フェースが開閉する回転と開閉しない回転の2つが混在している事になる。

2 は両腕がぶらさがっている肩の中心部が軸となる回転である。
イメージ的には肩にぶらさがっている二等辺三角形の両腕が、振り子のようにぶらんぶらーんと揺れるような回転だ。

これはフェースが開閉しないタイプの回転である。

実際にはクラブを握る関係上、右肩が少し低い位置になり、二等辺三角形が傾くが、大きく影響しないと思うのでまぁ無視。

次に 3 であるが、これは図を見ても分かりにくく、実際に動かす方が分かりやすい。まずクラブを
握って両腕が地面と平行になるようにまっすぐ伸ばす。

次にクラブが地面と垂直になるようにまっすぐ立て、その状態で両手の高さと左右の位置が変わらないように保ちながら、クラブを時計の針の様に回す。

この時両腕には捻じれが生じ、間にある軸に対して回っている事になる。因みにこれを回せるとこまで回そうとすると、肘が自然と曲がり出す。

これはおそらく人間の体の構造上、こうなる方が自然なのだろう。

いずれにしてもこの「肘が曲がる」という現象を排除しないで今後の話を進める(因みに先ほど述べた肘のコックとは違うので注意)

最後の 4 は手首の回転であるが、これは先ほども述べたコックではなく手首を甲側と手の平側に
動かす回転である。ドアなどにとりつけられている蝶番のような動きだ。

以上に挙げた4つの動きが、ボールに飛球線方向へ飛ぶ力を授けると思われる。

試しにこれら4つの回転それぞれを、人体において回転可能な位置まで回してみる事にした。

結果を図7に示す。

図7
図7
 

マ、マジか…すげぇゴルフのスイングっぽい形してやがる…っ!!

 

もうこれだけでいいんじゃないかなって思ってしまったが、この考察の目的は「ボールとの衝突直前でクラブが最大の勢いを持っている状態にするためにはどうすればいいか」だから、仕方なく続ける。

ここからボールに向かってスイングする際に、今の4つの回転それぞれをタイミング良く最初の地
点(アドレス)に戻してやればいいわけだが、そのためにはそれぞれの軸がぶれないように、4つ回
転全てをコントロールして回してやる必要がある。

しかし人間4つも考え事をしてたら間違いなく2つくらいはおろそかになる。

相当器用な人でも3つが限界でしょ。

というわけで何かいい方法はないかと考える。そこでこの章の最初に出てきた二つの回転

(フェース開閉と非開閉)を考える。

 

この二つの円盤を足し算するとどうなるか、結果を図8に示す。

これはゴルフではよく見聞きするスイングプレーンではないか!つまり何となくプレーン沿うようにして回してくれば、基本的に軸がぶれる事なく回してこれるという事だ(もちろん他の余計な部分を回転させない前提ではあるが)。

 

....

 

今回はここまでです。

 

つづきは完結編にて御覧ください。





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